能ある彼女は敏腕社長に捕獲される

「話がわかる人で本当に助かった。

それじゃあ、行くとしようか?」

社長はそう言ってソファーから腰をあげた。

「えっ、どこにですか?」

これからどこへ出かけると言うのだろうか?

と言うか、秘書課へ異動して早々に仕事ですか?

そう思っていたら、
「その格好は俺の秘書に相応しくない」
と、社長が言った。

服は基本、ネットショップで購入している。

ネットの方が安くてかわいい服を簡単に購入できるからね。

とは言え、買ったのは1ヶ月前とか2ヶ月前とかなので古くはないと思う。

値段も安いと言えば安いけど、悪い方ではないと思う。

「私、あなたの秘書になるんですか!?」

格好がどうとかこうとかよりも誰の秘書になるんだどうとかの方である。

「そのつもりで、俺はお前を秘書課へと異動させたんだ」

私の質問に社長は答えた。