そして休日の日 貴史の父親が最後の荷物運びを手伝いがてら 迎えに来た。


この日、由紀夫は朝早くから 貴史とあいさつを交わして寮を出て行った。


きっと人には言えない由紀夫なりの思いがあったのであろう。。。



明日和(こんにちは!僕は 、長岡さんにお世話になりました香取明日和です!!)

(長岡さんには 凄くいっぱい可愛がってもらい、凄く感謝しています!!)

(お父さん!!ありがとうございました!!)


貴史の父(こちらこそ ありがとう。 いろいろと迷惑かけて すみませんでした。)



長岡さんの父親は とっても笑顔が優しく 貴史みたいに いい男だけど少しだけ太くなったような人で 僕なんかに敬語で話してくれた。。。



貴史(ありがとな!これで荷物全部だで行くな!)


(明日和。。。じゃあな。。。。。☆)




その時 貴史の涙は確認できなかったけど 貴史の表情筋は、声のふるえからくる その振動は この時とてつもなく あたたかかった。


明日和(ハイ(涙) 本当に いっぱい。。ありがとう。。ございまじだ☆(涙)(涙)(涙)



貴史を乗せた父親が運転するクラウンが 角を曲がるまで見送った。。。




明日和の胸の中に 何かとっても大きな穴が この時に空いたのは確かだった。。。




スーツケースにすべてつめこんで♪
気が変わらないうちにここを離れるよ♪
今なら暗闇が心まで隠してくれる♪
夜が終わる前に♪
BABY お願いだSo今だけは♪
BABY 優しさはいらない♪
君は彼の腕の中♪
多分 今頃は夢の続きだろう♪
イイサわかってるよ いつだって 愛してくれた♪
照れるだけの俺を♪ BABY お願いだSo今だけは♪ BABY 優しさはいらない♪
もう誰も もう何も 傷つかなくていい♪
ただ一人消えればいい♪
終わらないGoodnight Kiss♪
She lives in my memory♪
だからもう忘れるサ♪
BABY お願いだ So 今だけは♪
BABY 優しさはいらない♪
・・・・・・・・・⭐︎