僕の人生で女の子と手をつないで歩く日が来るとは思いもしなかった。
でも、僕は常に物事を第三者的に見つめる事を忘れない。
最後に良い思い出ができそうだ。
「私、倫子(りんこ)。西中3年。君は?」
「僕は不二(ふじ)。西中2年です」
「同じ中学生なんだからさ、敬語やめなよ。私、ババアみたいじゃん」
「いや、そんなつもりは・・・」
「で、不二君こそ、こんな時間にこんな所で何やってたの?一見、すごく真面目そうなのに」
死に場所を探してたなんて、人に言えるはずもない。
「僕は転校してきたばかりで。それで、道に迷ってしまって・・・」
「ふぅ~ん。・・・じゃあさ、せっかく昼間から街ぶらつくんだからさ、楽しい所に行こうよ」
でも、僕は常に物事を第三者的に見つめる事を忘れない。
最後に良い思い出ができそうだ。
「私、倫子(りんこ)。西中3年。君は?」
「僕は不二(ふじ)。西中2年です」
「同じ中学生なんだからさ、敬語やめなよ。私、ババアみたいじゃん」
「いや、そんなつもりは・・・」
「で、不二君こそ、こんな時間にこんな所で何やってたの?一見、すごく真面目そうなのに」
死に場所を探してたなんて、人に言えるはずもない。
「僕は転校してきたばかりで。それで、道に迷ってしまって・・・」
「ふぅ~ん。・・・じゃあさ、せっかく昼間から街ぶらつくんだからさ、楽しい所に行こうよ」