三回の失敗を踏まえ、僕は家を出る事にした。

自分で進路を選んだのは初めてだった。

他の人達が学校をやっている時間に、僕はゴールを探して街を歩いている。

形の分かりきった学校生活と違って、僕はどこに行くべきか、何をするべきか、まったく分からずに不安を感じている。

こんな気持ちになるのは、久しぶりだな。