次の日の朝早く、バット君はボール君とグローブ君を学校に誘いました。
「何をする気なの?いなくなったら、おじいさんが心配するよ」
「ボール君もお人よしだなあ。おじいさんは僕たちに命があるとは思ってないんだよ。心配するわけないでしょう」
「あ、そうか」
「あ、そうかじゃないよぉ、ボール君。き、きっと、おじいさんは心配するよ。やめようよぅ」
「そうだよね。心配するよね」
グローブ君に体を包まれて、あわてん坊のボール君もやっと落ち着きました。
「何だ。怖いの。じゃあ、僕ひとりで行くから、一生ここにじっとしてなよ。ああ、学校楽しみだなあ」
「あ、ちょっと待って。誰が怖いもんか」
でも結局、バット君にまんまとのせられて、ボール君はグローブ君の中から飛び出してしまいました。
「え~、行っちゃうのぉ。待ってよぅ」
その後ろをグローブ君が追いかけていきました。
「何をする気なの?いなくなったら、おじいさんが心配するよ」
「ボール君もお人よしだなあ。おじいさんは僕たちに命があるとは思ってないんだよ。心配するわけないでしょう」
「あ、そうか」
「あ、そうかじゃないよぉ、ボール君。き、きっと、おじいさんは心配するよ。やめようよぅ」
「そうだよね。心配するよね」
グローブ君に体を包まれて、あわてん坊のボール君もやっと落ち着きました。
「何だ。怖いの。じゃあ、僕ひとりで行くから、一生ここにじっとしてなよ。ああ、学校楽しみだなあ」
「あ、ちょっと待って。誰が怖いもんか」
でも結局、バット君にまんまとのせられて、ボール君はグローブ君の中から飛び出してしまいました。
「え~、行っちゃうのぉ。待ってよぅ」
その後ろをグローブ君が追いかけていきました。