ふと時計を見ると8:10を指していた。 「行ってきまーす!」 「行ってらっしゃい! あっ、そーいえばとう・・・」 急いで家を出たからお母さんの言葉は最後まで聞き取れなかった。 家を出ると満開の桜と暖かい風で春に包まれてる感じがした。