義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

「どうしたの?リードルを嫌うようなことはないわ。だって、私はリードルを信じているし……もし、人を殺してしまったとしても、リードルが理由もなく人を殺すわけはないと思っているから。何があったって、嫌いに」
 むぐぐっ。
 口をふさがれました。
 ああ、ダメ。リードル。いくら挨拶でも……慣れないことは……その……。
 今日は寝ぼけているわけじゃないよね?
 なんで……。
 あ!
 もしかして、人を殺すなんて、信じてるといいながら、そんなことするわけないのに、たとえ話でもそんなこと言われたら怒るよね。
 もう、これ以上言うなって口をふさがれたってことかしら?
 リードルは賢いいい子だものね。
 失言をした私を責めるようなことをせずに騙させる方法を選んだということよね……。
 いやいや、もう失言しないので、いい加減口をふさいでなくてもいいですよ?これじゃぁ、挨拶というよりも、まるで恋人同士のキスみたいじゃないですか。……まぁ、結婚してるけど私は恋人同士のキスなんてしたことがないので知りませんけど。
 そう言えば、恋人同士は舌を絡め合うとかなんとか本で読んだような?ということは、長さは関係ないということですかね?あくまでもこれは親しい者どうしが交わす挨拶の延長上?
 そうよね。
 リードルがそっと離れて不安そうな顔で私の目を覗き込んでいる。
「嫌いになっていない?」