「本当は、私も気持ちに区切りをつけ、お父様を説得して婚約者を探した方がいいのは分かっているのです。行き遅れてからでは……」
さめざめとぽっちゃり先輩が泣きだした。
「私も……です。皇太子に見初められなければ、お前など20も年の離れた男のところに嫁ぐしかないんだからなと言われています……」
「あら?何故それで泣く必要がありますの?」
思わず首を傾げた。
「何故って、親子ほど年の離れた人のところなんて……」
さらに首を傾げた。
「年齢が離れていたって不幸とは限りませんでしょう?ねぇ、エリエッタ」
事実私はとても幸せでしたし。エリエッタの顔を見るとエリエッタが嬉しそうに笑った。
「ええ、もちろん。私のお義母様はお父様と親子ほど年が離れていましたが幸せですし……後妻ですが、血のつながりのない私とお兄様を本当の子供以上にかわいがってくださり……私も、本当に幸せで、お義母様が大好きですわ」
まぁ!なんて嬉しいことをエリエッタは言ってくれるのだろう。
抱きしめさせて!今すぐに!ああ、でも一目があるし。泣いちゃいそうなのもぐっと我慢。
■
「そうですわね……。年が近くて見目麗しい上位貴族の方と結婚しても幸せとは限りませんものね……。愛情もなく、夫婦で共に別に何人も愛人を作って……子供は使用人に任せきりということも珍しくはありませんもの」
さめざめとぽっちゃり先輩が泣きだした。
「私も……です。皇太子に見初められなければ、お前など20も年の離れた男のところに嫁ぐしかないんだからなと言われています……」
「あら?何故それで泣く必要がありますの?」
思わず首を傾げた。
「何故って、親子ほど年の離れた人のところなんて……」
さらに首を傾げた。
「年齢が離れていたって不幸とは限りませんでしょう?ねぇ、エリエッタ」
事実私はとても幸せでしたし。エリエッタの顔を見るとエリエッタが嬉しそうに笑った。
「ええ、もちろん。私のお義母様はお父様と親子ほど年が離れていましたが幸せですし……後妻ですが、血のつながりのない私とお兄様を本当の子供以上にかわいがってくださり……私も、本当に幸せで、お義母様が大好きですわ」
まぁ!なんて嬉しいことをエリエッタは言ってくれるのだろう。
抱きしめさせて!今すぐに!ああ、でも一目があるし。泣いちゃいそうなのもぐっと我慢。
■
「そうですわね……。年が近くて見目麗しい上位貴族の方と結婚しても幸せとは限りませんものね……。愛情もなく、夫婦で共に別に何人も愛人を作って……子供は使用人に任せきりということも珍しくはありませんもの」

