義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

「やだなぁ。苦労なんてさせないよ。それに、兄が反対しようとも皆のあこがれる女性最高位だよ?なりたがらない女性がいるとは思えないけど」
「殿下、残念ながら殿下の周りにいる女性たちは、地位を欲している欲深い者ばかりですのでそう感じるだけです。実際は学園に通うほとんどの女性は王妃になりたいと考えてはおりません」

「それは地位的に俺との婚約を望もうとも叶わないと思っているからじゃないか?もし、俺が婚約者にと望めば二つ返事すると思うぞ」
「はいはい。殿下、良いことを教えてあげましょう。男性はマザコンで女性はファザコンらしいです。女性が好きになる男性は父親に似ているそうですよ。もちろん父親との折り合いが悪い女性はその限りではないでしょうが。人には好みと言うものがあります」
「何だと?俺のようなイケメンを父親に持ってる女性など、そんなにいるわけがないじゃないか……。それは困った」
 ……どこまでも自信過剰の発言をする殿下にため息を漏らす。
「なんだよリードル。ちょっとした冗談じゃないか。俺だって分かってるんだよ。俺が皇太子って地位じゃなきゃ、お前や騎士団長ほどモテないって。それに、王妃になるというのは女性の最高位であるのは間違いないが、その分女性の中では最高に責任が重く忙しく精神的大変だということも……。できるなら、好きな女性には苦労させたくない」