義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

 ううう、ううう、口うるさい姑がいたら、余計に結婚相手が見つからないって言われそうです。
 いえ、待ってください、もしかして、うるさくしすぎてお嫁さんやお婿さんに嫌われたらあっという間に追い出されるルートですね……。
 孫に合わせてもらえない……だけは、いやですっ。
 ううう、そうだ。うん、そうだわ!私も学園生活を通して、義母だとバレないように、友達になればいいんだわ。
「エリエッタ、学園では私のことはお義母様ではなく、シェリア……呼びにくいようならリアとでも呼んでね」

 ☆リードル視点☆
 学園に入学して2年。
 一年半前に領地に戻っただけで、それからはずっと妹にも義母とも会っていなかった。
 父に頼まれていた薬を義母に渡さなかったことが胸に引っかかり、顔を出しにくかったのだ。
 ……お義母様が、若返ってどこかへ行ってしまうことが嫌だった。
 他の誰かに微笑み、抱きしめる姿を想像するとたまらなかった。誰かに取られたくないと思うのはおかしな感情だろうか。
 学園に通い始めて知った言葉がある。
 シスコンだ。妹に寄り付く虫を排除しようとする者たちがいる。とすれば、僕の感情もおかしなものではないのだろう。
 どうやら僕はマザコンというやつらしい。
「もう、〇〇様ったらマザコンでしたのよ!デート中も、お母様ならそんなことはしないだの言わないだの、すぐに比べるんですの」