もう1本はそのまま手に持っているが、鼻先に突きつけられなくなったからか、再び男の威勢が戻る。
「はっははは、だれがお前の言葉を信じるんだよ、俺は」
「ああ、それから、忘れていたわ」
切られた髪の毛をひょいとつかむ。
「辺境伯令嬢傷害罪で、投獄といったところかしら?」
「へ、へ、辺境伯令嬢……?」
男が私の顔を指さした……。
「う、う、嘘だ……!」
「嘘じゃないよ。俺が保証しよう」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「で、殿下っ!」
慌てて男が立ち上がって敬礼する。
まだ、動く元気があったのね。
「それからね、騎士団長に不満があるみたいだけれど、指名したのは陛下だから。陛下に不満がある……ってこと?不敬罪追加になっちゃうと……ちょっと、投獄程度では終わらないよ」
うん?
いったい、いつから聞いてたの?
っていうか、いろいろヤラカシタの見られてた?
「俺……いえ、私は陛下に不満など……ご、誤解でございますっ」
「残念だけど、俺も、お前が裸になって地面に這いつくばって誤っても許す気ないから」
殿下がにこやかに笑っている。
ちょっと、随分前から聞いてたのね!
もっと前に助けてくれるべきじゃない?
ああ、ああ、もう全部聞かれてたって分かったみたいですよ。真っ青な顔。そりゃぁ、真っ青にもなるよねぇ。
「はっははは、だれがお前の言葉を信じるんだよ、俺は」
「ああ、それから、忘れていたわ」
切られた髪の毛をひょいとつかむ。
「辺境伯令嬢傷害罪で、投獄といったところかしら?」
「へ、へ、辺境伯令嬢……?」
男が私の顔を指さした……。
「う、う、嘘だ……!」
「嘘じゃないよ。俺が保証しよう」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「で、殿下っ!」
慌てて男が立ち上がって敬礼する。
まだ、動く元気があったのね。
「それからね、騎士団長に不満があるみたいだけれど、指名したのは陛下だから。陛下に不満がある……ってこと?不敬罪追加になっちゃうと……ちょっと、投獄程度では終わらないよ」
うん?
いったい、いつから聞いてたの?
っていうか、いろいろヤラカシタの見られてた?
「俺……いえ、私は陛下に不満など……ご、誤解でございますっ」
「残念だけど、俺も、お前が裸になって地面に這いつくばって誤っても許す気ないから」
殿下がにこやかに笑っている。
ちょっと、随分前から聞いてたのね!
もっと前に助けてくれるべきじゃない?
ああ、ああ、もう全部聞かれてたって分かったみたいですよ。真っ青な顔。そりゃぁ、真っ青にもなるよねぇ。

