義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

「それにしても……。大したものですね。これだけの……我々でも知りえなかった情報を集めるとは……」
 確かにな。
 それも……わずか1か月の間だ。
 リアが入学してからわずか1か月。
 レーゼレーラたちを味方につけ、あっという間に学園の女性トップに君臨してしまった。
 特に反抗勢力も発生しなかったのは、それまでトップだったレーゼレーラがあっけなく陥落したからか。
 それとも……なにか別の方法を使っているのか。
 リードルが手を貸しているとも思えないし、エリエッタのようなタイプならば丸く収めるよりも力づくで抑え込みそうだし……。
 どんな手を使ったのか……。
 あのかわいらしい見た目からは想像もできないほど策略家なのか。それとも天然なのか。
「かわいい王子……か……」
 彼女の前だと、まるで本当に自分が子供に返ったような気になるから不思議なものだ。
 かわいいと子供扱いされるのが不快じゃない。
「何かおっしゃいましたか殿下?」
「いいや。ロバート、お前はかわいいと言われたら嬉しいか?」
 ロバートが目を見開いた。
「ふっ、そうですね。可愛い人ねって、それは甘えられる女性に言われる言葉ですからね。まぁ、そりゃ、甘えさせてくれる女性は好きですね」
 なるほど。
「まぁ、逆に甘えんな!と叱ってくれる女性も魅力的ですけど」
 なるほど。
「ロバートは意外と経験豊富ということは分かった」