私の事が好きすぎる。

「な、なんでっ、そんな!!」

悲痛な叫び声を上げた天城結衣は、教室を去っていく。

もちろん、それに気づかない私は、一生懸命爽のキスに応えていた。

爽から解放されてから、やっと天城結衣がいないことを知る。

「もういないじゃん!?私が頑張った意味は!?」

「いつもより積極的なの可愛いかった。また後でしようね。」

「馬鹿っ!!!!」

爽が相手した3人は、見事に骨が2本折れていたらしい。まじか。