美海は頬を濡らす紬に気づかぬフリをしてそーっと肩に手をまわし優しくトントンと叩いて慰めた。。。


紬は涙が次から次へと溢れて溢れてとまらない。

美海(紬、連絡してみたら?)

(ヒロくん紬に別れたいって言ったんじゃないんでしょ)

紬(・・・・うん(涙)

美海(ヒロくん紬からのメッセージ待ってるかもよ?)

(ね! 送ってごらんよ!)


紬(う、うん(涙)


紬は自分からヒロとのメッセージのやり取りを止めてしまったので送信しづらさもありつつ ひとつの想いに望みをかけた!

しかし直ぐには既読にならなかった。


紬(返事くれるといいなぁ。。。)

美海(大丈夫よぉきっとあの人なら返事くれるって!!)

(わたしそんなにヒロくんのことまだ知らないけど(汗)でもあの人の雰囲気ならきっと返事くれる!!)

(わたしが視た感じだときっと大丈夫!!)

紬(エヘヘ美海ありがとう♡)

とはいえやっぱり待つのはなかなか辛いもの。