俺様男子が恋を知る?!


と言ったものの何を応援すれば良いのか。



まずは好きな気持ちを止める?




いや、それとも安藤に話しかけにいくか。




(それも違うよな……ー。あーーー。)





はじめての感情でどうして良いか分からない。






「おい!壱条ちゃんがお前呼んでるぞ!」


パシパシと興奮気味に肩を叩いてくる朔に、


何も反応しないまま壱条のところへ足を運ぶ。





(いっけねぇ、笑顔で居ないとな…)





「高峯くん急にごめんね。昨日帰ったことが、
嘘かのように安藤くん全く見てもくれないし話してもくれなくなって…あたし嫌われちゃったのかな?」





弱気な君に落ち着かせるように俺は微笑んで、



「まだ始まったばかりだろ!そんなに弱気に
なんなよ!大丈夫だから焦んな!」




その一言で、君はパーっと明るくなって、




「私頑張るね!振り向いてもらえるように頑張るから、」と言って教室へと戻った。





君の後ろ姿を確認してから机に戻ると、




「その顔はなんか昨日あったのな」




不安気に朔が聞いてきた。