「安藤なんで俺の隣に来るんだよ。俺の隣じゃなくて壱条を真ん中になるようにお前あっちいけ!そんなんじゃ女1人守れねぇぞ」
「そうでした。うっかりです。」そう言いながら、壱条の隣へと行ったけど。
「安藤くんありがとう」なんて言いながら照れてる壱条と、
「僕は何も…」って首を振りながら謙虚な安藤。
それをきっかけに、なんだかんだ2人とも楽しそうに話していて…
何故か邪魔者になってしまっている俺。
いっそうのこと2人にしてあげれば良いんだけど、こればかりは俺にも譲れない。
だって…
好きな人と帰りたかったから。
ずっと、そう思っていたことが、
どんな形であれ今やっと、思い通りになってる分2人になんてできない。