その威力に思わず怯んでしまったら、もう相手の思うツボだ。
「りせおねえちゃん、いっしょにいかないの?」
うるうると水分が溜まっていく黒い瞳が、私の決心を簡単に崩していく。
「こたくんは、みんなでおにいちゃんのぶんかちゃいいきたいよ……」
あー、だめだぁ、これには勝てない……。
あっという間に勢いよく流されてがっくり項垂れる私とは対照的に、楽しそうな声を上げた真由ちゃん。
「決まり~!お言葉に甘えてご一緒させてください!」
「わーい!たのしみだな~、りせおねえちゃんありがとぉ!」
「こた、よかったな。とりあえず、みんなライン交換しよ?」
真由ちゃんがスマホを取り出すのを横目で見ながら躊躇していれば、葉山さんが「片桐には言わないよ?」なんてにんまりと笑う。
「泉は関係ないです」と呟きながらスマホを取り出した。その言葉が黒いドロッとした気持ちを連れてくることに嫌気がした。
「りせおねえちゃん、いっしょにいかないの?」
うるうると水分が溜まっていく黒い瞳が、私の決心を簡単に崩していく。
「こたくんは、みんなでおにいちゃんのぶんかちゃいいきたいよ……」
あー、だめだぁ、これには勝てない……。
あっという間に勢いよく流されてがっくり項垂れる私とは対照的に、楽しそうな声を上げた真由ちゃん。
「決まり~!お言葉に甘えてご一緒させてください!」
「わーい!たのしみだな~、りせおねえちゃんありがとぉ!」
「こた、よかったな。とりあえず、みんなライン交換しよ?」
真由ちゃんがスマホを取り出すのを横目で見ながら躊躇していれば、葉山さんが「片桐には言わないよ?」なんてにんまりと笑う。
「泉は関係ないです」と呟きながらスマホを取り出した。その言葉が黒いドロッとした気持ちを連れてくることに嫌気がした。

