「「この間の!」」
目を丸くした彼と真由ちゃんの声が重なった。
「うわー、マジか。ほんとにすみません。何度も迷惑かけちゃって…」
こたくんを大事そうに抱っこしているその人は、光る汗を拭いながら申し訳なさそうに眉を下げた。
首元に抱きついているこたくんが、湿ったまつ毛のまま、私たちの方を見た。
「あのね、おねえちゃんたちがね、いっしょにおにいちゃんさがしてくれるって、なでなでしてくれたんだよ」
「そっかー、よかったなぁ、こた」
「うん、こたくん、おねえちゃんたちとがんばったよ!」
明らかに強がりとわかる潤んだ瞳を向けるこたくんの頭をがしがしと撫でて、「えらかったなー、でも勝手に動いちゃだめ」と優しく諌めた。
「この前といい、今日といい、もうほんとに……」
「全然、大丈夫です」
深々と頭を下げてくれたその人に、焦りながら首をぶんぶん横に振った。
目を丸くした彼と真由ちゃんの声が重なった。
「うわー、マジか。ほんとにすみません。何度も迷惑かけちゃって…」
こたくんを大事そうに抱っこしているその人は、光る汗を拭いながら申し訳なさそうに眉を下げた。
首元に抱きついているこたくんが、湿ったまつ毛のまま、私たちの方を見た。
「あのね、おねえちゃんたちがね、いっしょにおにいちゃんさがしてくれるって、なでなでしてくれたんだよ」
「そっかー、よかったなぁ、こた」
「うん、こたくん、おねえちゃんたちとがんばったよ!」
明らかに強がりとわかる潤んだ瞳を向けるこたくんの頭をがしがしと撫でて、「えらかったなー、でも勝手に動いちゃだめ」と優しく諌めた。
「この前といい、今日といい、もうほんとに……」
「全然、大丈夫です」
深々と頭を下げてくれたその人に、焦りながら首をぶんぶん横に振った。

