私の真っ直ぐな目からその気持ちを読み取ったのか、母は額が机に付くほどまで頭を下げた。
「感謝しているわ、ありがとう」
母のその行動に、お姉ちゃんは幻でも見たように驚いていた。
「俺こそ、今まで自分のものにしてすみません」
母に続いて、聡さんも同じくらいに頭を下げて謝る。
元を辿れば母のせいでもあって、聡さんはボロボロになったお姉ちゃんを助けた恩人なのに、ここで頭を下げれる常識を持った不良に母はゆっくりと頭を上げた。
「あなたも私に謝ったりするのね
全てを間違えた駄目な母親を責めてもおかしくはないのに……」
カオルも聡さんと同じように母に頭を下げていた。
母にとってはその行動一つが、彼らの見る目が変わる瞬間でもあった。
「あんたが美月をどれだけ傷つけてたとしても、美月を産んでくれたことにはすげぇ感謝してるんで」
あー、これは凄く嬉しい言葉だ…
自分の存在全てを肯定しているその強くて優しい言葉を、聡さんは何の恥ずかしげもなく伝える。
私は聡さんを見てると、無性にカオルに会いたくなった。
「感謝しているわ、ありがとう」
母のその行動に、お姉ちゃんは幻でも見たように驚いていた。
「俺こそ、今まで自分のものにしてすみません」
母に続いて、聡さんも同じくらいに頭を下げて謝る。
元を辿れば母のせいでもあって、聡さんはボロボロになったお姉ちゃんを助けた恩人なのに、ここで頭を下げれる常識を持った不良に母はゆっくりと頭を上げた。
「あなたも私に謝ったりするのね
全てを間違えた駄目な母親を責めてもおかしくはないのに……」
カオルも聡さんと同じように母に頭を下げていた。
母にとってはその行動一つが、彼らの見る目が変わる瞬間でもあった。
「あんたが美月をどれだけ傷つけてたとしても、美月を産んでくれたことにはすげぇ感謝してるんで」
あー、これは凄く嬉しい言葉だ…
自分の存在全てを肯定しているその強くて優しい言葉を、聡さんは何の恥ずかしげもなく伝える。
私は聡さんを見てると、無性にカオルに会いたくなった。


