「別れてねぇし、別れねぇよ。
馬鹿言うならこの場で押し倒すぞ」
カオルはお姉ちゃんの「別れたの?」という問いがずっと引っかかっていたのか、私が否定した時よりも強く今度はカオルが否定してくれる。
カオルが自分に飽きたのでは無いかと不安になっていた分をこの一瞬で帳消しするように、またキスを落とす。
「ねぇ、何回するの?」
「腫れるまで」
カオルが真面目に答えるので、私は可笑しくて笑みがこぼれる。
「冗談だ、そろそろ戻ろう。
今日は美月から大事な話があって…」
カオルは私の手を取り、元来た道を戻ろうとするがふいに足を止める。
いや、正確に言えば止まらざるを得なかった。
「…綺月?」
私はカオルの手を握り返すが、足を動かそうとはしない。
そんな私にカオルが心配そうに顔を覗き込む。
馬鹿言うならこの場で押し倒すぞ」
カオルはお姉ちゃんの「別れたの?」という問いがずっと引っかかっていたのか、私が否定した時よりも強く今度はカオルが否定してくれる。
カオルが自分に飽きたのでは無いかと不安になっていた分をこの一瞬で帳消しするように、またキスを落とす。
「ねぇ、何回するの?」
「腫れるまで」
カオルが真面目に答えるので、私は可笑しくて笑みがこぼれる。
「冗談だ、そろそろ戻ろう。
今日は美月から大事な話があって…」
カオルは私の手を取り、元来た道を戻ろうとするがふいに足を止める。
いや、正確に言えば止まらざるを得なかった。
「…綺月?」
私はカオルの手を握り返すが、足を動かそうとはしない。
そんな私にカオルが心配そうに顔を覗き込む。


