再び、光が差す-again-〈下〉

「その代わり、貴方は彼と同じ部屋で、妹さんは綺月の部屋で寝なさい。
変な気でも起こしたらすぐに出て行ってもらうから」


付け加えるように条件を出すと、母はまた飲み物を今度は浴びるかのように一気に飲み干した。

その後、私はカオルと奈都を連れて部屋に案内する。


「俺も綺月の部屋入りたい」


階段を上がりながら、奈都だけ狡いとカオルが少し不貞腐れて言う。


「何も無いから見ても一緒だよ」

「後でどんな部屋か教えてあげる」

「写真撮って送ってくれ」

「おっけー」

「だから何も無いって!」


カオルと奈都のやり取りに私は大きい声を出して突っ込んだ。

私は海斗にも案内したお姉ちゃんの部屋に連れて行くと、海斗と全く同じような反応を見せた。


「じゃあ、おやすみ」

「もう寝るのか?」


早々に部屋を出て行こうとする私に、カオルが名残惜しそうな顔で引き止める。