カオルと奈都を椅子に座らせると、目の前に座る母の様子を伺いながら私はカオルと奈都に飲み物を出す。
「…久しぶりです」
少しの沈黙を作った後、最初に口を開いたのはカオルだった。
私が杏樹の件で病院に入院した日以来の顔合わせに、カオルもどこか緊張していた。
奈都は落ち着きが無いのか、顔をキョロキョロさせながら部屋を見渡していた。
「こんな夜遅くに迷惑だとは思わなかったの?」
母の厳しい追求が始まり、カオルは目を逸らす。
「…だって、海斗が綺月の家に泊まるっていうからいても立っても居られなくて」
「どうして?彼はあなたの友達でしょ?
信用が無いほど彼は悪い人なのかしら」
母にそう言われ、カオルは海斗の方を見て少し考えると、また母に向き合う。
「はい」
「おい、仲間をすぐに売るなよ」
カオルの潔い返事に、思わず海斗が突っ込んだ。
母は呆れてため息を零すと、カオルに出した飲み物を奪って口にする。
「…久しぶりです」
少しの沈黙を作った後、最初に口を開いたのはカオルだった。
私が杏樹の件で病院に入院した日以来の顔合わせに、カオルもどこか緊張していた。
奈都は落ち着きが無いのか、顔をキョロキョロさせながら部屋を見渡していた。
「こんな夜遅くに迷惑だとは思わなかったの?」
母の厳しい追求が始まり、カオルは目を逸らす。
「…だって、海斗が綺月の家に泊まるっていうからいても立っても居られなくて」
「どうして?彼はあなたの友達でしょ?
信用が無いほど彼は悪い人なのかしら」
母にそう言われ、カオルは海斗の方を見て少し考えると、また母に向き合う。
「はい」
「おい、仲間をすぐに売るなよ」
カオルの潔い返事に、思わず海斗が突っ込んだ。
母は呆れてため息を零すと、カオルに出した飲み物を奪って口にする。


