再び、光が差す-again-〈下〉

その後、海斗はほぼ一人でおかずを平らげ、今は優雅にお風呂に浸かっている。

私は海斗がお風呂に入っている間、ずっと携帯と睨めっこしていた。


「何してんだよ」


ずっと悩んでいる私の背後から、お風呂から上がった海斗に突然話しかけられ、驚いて変な声が出る。

濡れた髪をタオルで乱暴に拭きながら、私の近くのソファーに腰を下ろす。

もう自分の家のように寛いでいる海斗に、図々しいなと心の中で呟く。


「海斗が家に居ることをカオルに言うべきか悩んでるのよ」


私はずっとカオルに話すべきか話さないべきか、携帯と睨めっこをして葛藤していた。


「いやいや話せよ、今話すことと、後でバレるのでは俺が殺される確率は後でバレることの方が上だ」

「そんなの知ったこっちゃないのよ」

「死人が出るよりも嫌なことってあんのかよ」


海斗は私の考えていることなど気にもせずに、早くしろと急かしてくる。