「一人で居たくないなら、自分の家に匿ってあげるって言っただろ」


確かにそうは言ったけど…

…え?でも待って、それって?


「暫く泊めろ」

「誰を?」

「俺を」

「どこに!」

「この家に」


その言葉に、私は困惑した顔で海斗を見る。


「はぁぁあ!?!?」


私は近所迷惑なんて気にも留めずに、声を出して驚いた。

そんな私を見て、海斗は「うるせぇよ」と吐いた。