再び、光が差す-again-〈下〉

心臓が出てきそうなくらいに激しく音を立てている。

私は緊張を隠すようにキョロキョロと目を動かす。


「可愛いな、その反応」


カオルが思わず本音を零す。

茶化され怒る気力さえ湧かないほどの緊張具合に私が一番混乱していた。


「…この流れって、本当に合ってる?」

「合ってる流れってなんだよ、変に気が抜けること聞いてくんな」


カオルは笑いながら、またキスを落とす。


「…待って、奈都帰って来ない?」

「まだ帰って来ねぇよ、いいからもう黙れ」


なんとか気を紛らわそうとしている私に、カオルが激しいキスで黙らせる。

カオルは慣れた手つきで、私の服を器用に脱がせ始める。

最初は少し抵抗してみたが、止まらない手に諦めて石のように固まる。

下着だけの状態になると、私は堪らなくなり両手で顔を隠す。

その行動にカオルの動きが止まる。


「恥ずかしいなら、俺も脱ぐか?」

「…どっちも恥ずかしい提案です」

「ははっ、脱ぐから慣れるまでそうしてろ」


そう言って、カオルはゴソゴソと服を脱ぎ始める。

私は指の隙間から恐る恐る盗み見すると、上裸のカオルとバッチリ目が合う。