再び、光が差す-again-〈下〉

それからその話は終わり、机に並べられている料理をひたすら平らげていく。

お腹を満たした後は、店で解散となり私はカオルのバイクに乗って、久しぶりにカオルの家へと向かう。

家に着き、ドアを開けると、いつも笑顔で出迎えてくれる奈都がいなかった。


「今日友達と遊んでから帰るってさっき連絡あった」

「そっか、奈都もテスト終わりだもんね」


楽しそうに過ごしてて良かったと私は胸を撫で下ろす。

「お邪魔します」と言って家に足を踏み入れると、私はカオルの匂いで充満した家に少しむず痒くなる。


「なんか飲むか?」


カオルは冷蔵庫を開きながらそう聞いてくる。


「じゃあ口直しにコーヒーを」

「飲めんのか?」

「ミルク入れて」

「はいはい」


カオルは私の注文に笑いながら、お湯を沸かし始める。