再び、光が差す-again-〈下〉

「…海斗、お前はどうするんだ」


カオルが聞く。

それにまだ悩みながら、ゆっくりと口を開く。


「…どうだろうな、俺はもう少し考えたい」


海斗はこの四人の中で、一番Againの溜まり場に顔を出していた。

海斗にとっては、Againは居場所であり、家族のようなものだった。

それを手放せるのか?そうずっと考えているようだった。


「ゆっくり考えろ」


カオルは海斗を急かしたりしない。


「お前の意思で決めろ、絶対に」


みんながAgainを抜けるからといって、釣られて抜けるとかじゃなく、ちゃんと自分の気持ちを整理してから決めて欲しいと海斗に対してカオルはそう思っていた。

そんなカオルの気持ちを読んだのか、海斗はしっかりと頷いた。