「俺は、杏樹の件で菜穂を危ない目に合わせた」
「それは別にユキのせいじゃ…」
「あの時、死ぬほど怖かった。
初めて大切に人を失うかもしれない怖さを身に染みて感じた時、俺はもうあんな思いはしたくないって思った。
もちろん菜穂にもあんな怖い思いはさせたくない」
幸人が胸の内に秘めていたことを菜穂に向けて伝える。
菜穂も初めて聞いたのか、色んな感情が混じって複雑な表情をする。
「俺もAgainを抜けて、会社の経営に携わるつもり」
菜穂が以前言っていた、幸人は有名食品会社の社長の息子だということを思い出した。
後に会社を継ぐ身の幸人は、いずれはAgainを抜ける決断をする時が来るのだと踏んでいた。
それが正に今だった。
「俺も、怪我で母さんに迷惑かけたし、これからはちゃんとするつもり。
だから俺もAgainは続けない」
雪希も、雪希らしい優しさを持ってAgainを抜ける決断をした。
だが海斗だけは、口を開かず黙り続ける。
「それは別にユキのせいじゃ…」
「あの時、死ぬほど怖かった。
初めて大切に人を失うかもしれない怖さを身に染みて感じた時、俺はもうあんな思いはしたくないって思った。
もちろん菜穂にもあんな怖い思いはさせたくない」
幸人が胸の内に秘めていたことを菜穂に向けて伝える。
菜穂も初めて聞いたのか、色んな感情が混じって複雑な表情をする。
「俺もAgainを抜けて、会社の経営に携わるつもり」
菜穂が以前言っていた、幸人は有名食品会社の社長の息子だということを思い出した。
後に会社を継ぐ身の幸人は、いずれはAgainを抜ける決断をする時が来るのだと踏んでいた。
それが正に今だった。
「俺も、怪我で母さんに迷惑かけたし、これからはちゃんとするつもり。
だから俺もAgainは続けない」
雪希も、雪希らしい優しさを持ってAgainを抜ける決断をした。
だが海斗だけは、口を開かず黙り続ける。


