再び、光が差す-again-〈下〉

「今日はそのことを話そうと思ってた」


だから、みんなして学校まで迎えに来たのかとやっと納得する。


「聡と一喜は杏樹を取り戻すためにAgainを再結成して、杏樹が戻ってきた今はもういる意味も無くなったから当然抜ける」


…そうか、そうだよね。

私はカオルの話を黙って聞く。


「続けるか、解散するかは俺達が決めろって言われたんだよ」


私の知らないところで、聡さんはカオル達にAgainを託していた。

私と菜穂がテスト勉強に追われる中、カオル達も今後のAgainについてずっと考え悩んでいたのを今ここで知った。


「俺は、抜ける」


そして、またカオルがそう口にする。

揺らがない意思に、私は息を呑んだ。


「…ユキ達は?」


菜穂が恐る恐る残りのみんなに問いた。