再び、光が差す-again-〈下〉

「カオルが自分の価値下げてどうすんのよ。
私はこの先もずっとカオルを馬鹿にしてきた人全員と喧嘩するつもりだから」


私はカオルを睨みつけて宣誓してから、今度は海斗の方に視線を移す。


「海斗も!
あんな女達の家に転がり込んで体を安売りするところ好きじゃないから!」


今度はカオルから海斗に火種が飛ばし、私は近くにあった餃子を乱暴に口に運ぶ。


「一人で居たくないなら、私の家に匿ってあげる。だからそろそろちゃんとして!」


さっきまで海斗のペースだったけど、今度はみんなを私のペースに巻き込んでいく。

それを唖然とした顔で聞いていた海斗が、少し間を開けてから吹き出すように笑い始める。

それに動揺して私が困惑していると、カオル達も海斗の笑いに釣られ笑みをこぼす。


「お前、やっぱカオルには勿体ねぇよ」

「だから!私にカオルは勿体無いって言ってんじゃん!」

「あーはいはい、そうだったな」


海斗はまだ笑いながら、私の言葉を雑に流す。