再び、光が差す-again-〈下〉

「は、可愛すぎじゃね」


不意打ちすぎる私の笑顔に、カオルは手に持っていたおしぼりを床に落とした。


「綺月、可愛い〜〜〜」


菜穂も私に釣られるように笑顔で、私の頭をグリグリと撫で回す。


「綺月ちゃんいっぱい食べなね」

「ここのエビチリ馬鹿うめぇぞ!」

「一番旨いのは麻婆豆腐だ」


菜穂と同様幸人達も私を妹のように甘やかしてくる。

それに私は笑みを零しながら頷いた。

暫くすると、色んな料理が運ばれてきてあっという間に机をいっぱいにする。

それを好きなように自分の好きなタイミングで箸をつつき合い食べていく。


「ねぇねぇ、そういえばカオルと綺月ちゃんどっちが告白して付き合ったわけ?」


まだ口の中にエビチリが入ってる状態で、ふと聞きたくなったのか雪希がカオルと私に向かって質問してくる。

それにお互い顔を見合わせ、どっちも何とも言えない顔をする。