再び、光が差す-again-〈下〉

「入れよ、二人に謝りたいんだと」


聡さんはそう言い、私達を手招きする。

私は菜穂の手を繋いだまま部屋に入る。

座ろうとしない二人に合わせるように、杏樹もソファーから立ち上がり、私達の前に立つと深々と頭を下げた。


「本当にすまなかった」


杏樹の声は少し震えているように聞こえて、杏樹みたいな強い人でも怖いのかなと、下げられた頭を見て考えていた。


「…罪悪感って重いですか?」


杏樹になんて言葉をかけるのかみんなが見守る中、私は吐き捨てるように杏樹に聞いた。


「……重い」


本当に申し訳ないと思っているなら、軽いわけが無いんだ。

私もお姉ちゃんを心無い言葉で傷つけた時、罪悪感で死にそうになった。

罪悪感はずっと引きずるくらい重いことは知っている。