私と菜穂はドアを挟むように立つ。
足音が近付く度に、早くなる鼓動に心臓が口から出てきそうだった。
手が震えて、嫌な汗が顔を伝う。
そして、足音が消える。
ドアの鍵を開ける音が聞こえ、私はまた空瓶を強く握る。
ドアがゆっくりと開いて、人が部屋に足を踏み入れた瞬間歯を食いしばった。
「あああ────!!」
菜穂が声を上げながら空瓶を掲げ、入って来た男の頭目がけて振り下ろす。
「っぶね」
男は振り下ろされた空瓶を間一髪で手で掴む、頭に当たる前に阻止される。
その背後から今度は私が空瓶を振り下ろすが、その男の後ろにいた別の人物がすかさず私の手を掴んだ。
「はい、ストップ」
まさか二人も部屋に入って来るとは思ってなかった私達は、危機的状況に息をするのも忘れる。
足音が近付く度に、早くなる鼓動に心臓が口から出てきそうだった。
手が震えて、嫌な汗が顔を伝う。
そして、足音が消える。
ドアの鍵を開ける音が聞こえ、私はまた空瓶を強く握る。
ドアがゆっくりと開いて、人が部屋に足を踏み入れた瞬間歯を食いしばった。
「あああ────!!」
菜穂が声を上げながら空瓶を掲げ、入って来た男の頭目がけて振り下ろす。
「っぶね」
男は振り下ろされた空瓶を間一髪で手で掴む、頭に当たる前に阻止される。
その背後から今度は私が空瓶を振り下ろすが、その男の後ろにいた別の人物がすかさず私の手を掴んだ。
「はい、ストップ」
まさか二人も部屋に入って来るとは思ってなかった私達は、危機的状況に息をするのも忘れる。


