もうこれ以上肩入れは出来ない、杏樹を許そうと深く追求しなかったせいで、今度は綺月と菜穂が巻き込まれた。
もう同じ間違いを繰り返すわけにはいかない。
聡も俺と同様に同じことを思っているのか、顔から後悔と罪悪感が見える。
聡はそれだけを吐き捨てると、杏樹の返答も聞かずに電話を切った。
「おいお前ら!聞け!
今から杏樹が率いてるアザミの溜まり場を手分けして探す!力を貸せ!」
聡が声を上げると、士気が上がり全員が雄叫びを上げる。
「この時を待ってたんだよ!」
「杏樹さんを止めよう、アザミを潰すぞ」
「絶対俺が見つけてやる」
メンバーはやる気満々の言葉を吐き捨てながら、次から次へと溜まり場を出て行く。
バイクのエンジン音が聞こえ、それが徐々に遠ざがるのを聞きながら俺は八つ当たりするように近くにあった机を蹴り飛ばした。
「杏樹は俺が絶対に殺す」
「待て、血が上りすぎだ、少しは落ち着け」
全ての家具を蹴り飛ばす勢いの俺に、なんとか冷静さを保っている聡が腕を掴んで止める。
もう同じ間違いを繰り返すわけにはいかない。
聡も俺と同様に同じことを思っているのか、顔から後悔と罪悪感が見える。
聡はそれだけを吐き捨てると、杏樹の返答も聞かずに電話を切った。
「おいお前ら!聞け!
今から杏樹が率いてるアザミの溜まり場を手分けして探す!力を貸せ!」
聡が声を上げると、士気が上がり全員が雄叫びを上げる。
「この時を待ってたんだよ!」
「杏樹さんを止めよう、アザミを潰すぞ」
「絶対俺が見つけてやる」
メンバーはやる気満々の言葉を吐き捨てながら、次から次へと溜まり場を出て行く。
バイクのエンジン音が聞こえ、それが徐々に遠ざがるのを聞きながら俺は八つ当たりするように近くにあった机を蹴り飛ばした。
「杏樹は俺が絶対に殺す」
「待て、血が上りすぎだ、少しは落ち着け」
全ての家具を蹴り飛ばす勢いの俺に、なんとか冷静さを保っている聡が腕を掴んで止める。


