「龍君、家どっち??」


「ここ曲がったすぐ先…」




龍君大丈夫かな………






「つ、着いたよ」



「うん……」



ガチャ



「あがってけよ……」


「うん。」





わ、タバコ臭っ!!!




そういえば龍君のお兄ちゃんって喧嘩強いんだっけ………


ガラガラ


「龍、その子誰??
もしかして彼女♪♪」


龍君のお兄ちゃんはあたしが想像していたのとは違って、すごく優しそうだった。



「ち、違います!!」




龍君のお兄さんはあははと笑いながら、ゆっくりしていってといってくれた。