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その後、僕は両親に言いくるめられて、寝て、入学式の朝を迎えた。
両親のお達し通りに麗華一家がやって来て、小学校に向かった。
なかなか、麗華が可愛かった。丸襟のワンピースにリボンボレロ、サシュ。可愛さ2倍増しで済む話じゃなかった。
あれは人外の何かで、天使かなと思うぐらいだった。
胸がきゅんとなった。今思うとあの時から麗華のことが好きだった。その頃は不整脈かと思っただけだけだが。
苦笑しか出てこない。