2人でまたついていくと、どこかのログハウスらしきところへ着いた。
「あそこにいらっしゃるのがカミサマよ。いってらっしゃい」
チャイルさんが小さな声で教えてくれる。
いつのまにか霧は少し薄くなっていた。
「こんにちは」
2人で声を合わせる。
「よく来てくれた。ありがとう。」
「私たちの使命を教えてほしいんです。」
水穂が食い気味に言う。
「うん。もちろん。でも、これにとらわれないこと。約束できるね?」
2人同時にうなずく。



「よし。あなたの使命はね。」