記憶喪失のお姫様は冒険者になりました

シュティーナよ…どうして助けを求めてはくれないのだ?
わしは何があってもそなたの味方だ。
「お嬢様をお救いできるのは大旦那様だけだと思いました」
最後にミルフィーはそう言った。
シュティーナを救えるのは…わしだけ。
「わかった。もう下がって良い」
わしがそういうとぺこりと頭を下げて下がった。
シュティーナを傷つけるのは…誰であろうと。
「許さん!」
そしてわしはすぐにあいつらの元へと趣いた。
シュティーナを可愛がっているのを知っているからか必死に取り繕っていた。
懸命に捜索中か…。
なぜかこいつの言葉を信じられなかった。
シュティーナを…実の娘に暴力を振るうようなやつだ。
「早く探し出せ!シュティーナに何かあったら貴様ら全員処刑だ!」
絶対に殺してやる…!
その次に向かったのはシュティーナが通う学園。
真実を見つけるために。
「貴様ら嘘偽りなく正直に話せ。でなければ処刑にしてやる」
そう言うとすぐに正直に話し始めた校長と担任。