「しぐに連絡してみる」
「お願いします」
その場を離れて時雨さんに電話をする春さん
俺達の様子からただ事じゃないと察する双子
「ひさくん。るなくんに何かあったの?」
「そういう訳じゃないんだ。体調が悪いらしくて」
「そっか……」
春永のこと大好きな永斗と永奈は明らかにテンションが落ちている
「大丈夫だよ。時雨さんに連絡取れたら春永のこと診て貰うし」
「でも…」
「それより永斗には春さんと永奈のこと頼んでいいか?」
「うん…」
永斗に2人を任せるとして
俺は一旦春永達の控え室として用意したホテルの部屋に向かってみるか



