急いでたのか?
悪いことしたなぁ……
「春永?どうした?」
「ん?別に……何でもないよ」
「それより金どうしたら……」
「全部永和の支払いだから気にするな」
「えぇ……余計気になる」
うだうだしている漆原は無視
「漆原、ちょっとしゃがめ」
「はい」
俺より背が高い漆原を屈ませて
ハグするように漆原の前からネックレスを着けた
「は……るな」
「おーやっぱりシルバーだなぁ。こっちのデザインはゴールドしか無いですか?」
「シルバーもございます。お持ち致します」
店員さんから漆原に視線を向けると
「どうした?顔赤いぞ」
青い顔から今度は赤
忙しい奴だな



