それからはまたいつもと同じ日常が戻った

教室ではベタベタくっつく漆原




家にもごはん食いにほぼ毎日来てる




「月愛、いらっしゃい」

「お邪魔します」

「お前これ着る?春永も永斗もいらないって言うんだよ」

「え!?いいんすか!?」





春は漆原のこと気に入ってるようでよく構ってる





「月愛〜俺の大事な人に近付くな」

「友達の親狙う馬鹿は居ないっす」

「わかんねぇだろ!!」






永和はアルファって所に警戒しているみたいだが

本気で嫌ってる訳じゃない





ただ、俺と春が狙われないか心配が行き過ぎているだけ