春永side
今日は念の為の休みで暇だ
皆仕事や学校に行ったし
これでは別宅に居るのと変わらない
「春永、買い物行くけど何かいるものあるか?」
「ううん。でも暇だから一緒に行きたい」
いっくんは永和の執事だけど俺達の面倒まで見てくれる
だから家事もこなす
買い物に行くいっくんに付いて行くのにケータイを取りに自室に戻った
そして気が付く
「何で制服が無い?」
いつも部屋の壁に掛けてある制服が無かった
クリーニングにでも出したのかな
「いっくーん。俺の制服知らない?」
「掛けてあるだろ?」
「無いんだよね」
「………おかしいな。アイロンかけてそこに置いたハズ」
嫌な予感がする



