「あいつの両親は俺の友達だ。
春永の親が春永のこと心配して俺にここに居て欲しいって頼んで来たんだ」
やっぱり春永は家族から愛されてんだなぁ
「もうしばらく寝てろ」
「え?」
「春永守るのにお前殴り飛ばしてその後鎮静剤注射したからな」
道理で頭が痛い訳だ
だけどそれぐらいしないと俺は止まらなかったと言うことだ
春永に合わせる顔がない
オメガのヒートなんてセックスすれば収まると思っていたが
浅はかな考えだった
俺自身人を惹き付けてしまう上にヒートに充てられたなんて
無責任過ぎる
もっとオメガのことちゃんと知らなきゃ



