「永和さん!?それもう言うの!?」
「永和!!物事には順番ってものが……」
「それお前らが言う?」
呆気に取られている俺達
お姉さんの反応は
「え……待って、着いて行けない。月愛に番?しかもお世話になってる人の子?」
うん、パニックになってる
「あの……月愛……くんの番の春永と申します」
おどおどお姉さんの前に出た
まじまじとお姉さんを見ると月愛とそっくりで美人
「すみません。俺のフェロモンに充てられたせいで事故みたいななりかたしました。だけど今はこいつのことちゃんと好き……なので」
「えっと………春永…くん?本当に?……フェロモンのせいで一時的にそう思ってるだけじゃない?」
「違います」
これだけはもう自信持って言える
「俺は月愛のこと全部受け止めます」
こいつを愛してやるって



