「ヤキモチやいた?」
「うるせぇぶん殴るぞ」
「今から姉貴呼んでも良いですか?」
永和達の許可が下りてその30分後
「初めまして。漆原月依(るい)と申します。この度は何とお礼を申して良いか……」
「いやいや、こちらこそご家庭の事情に勝手に口挟んで申し訳ないです」
「未成年の弟を1人日本に残すのはとても不安だったので……その不安も的中して母が出て来たそうですし……」
「そのことも勝手にしたことですから。今は私が月愛くんの保護者として生活を見ております」
「生活費や母に支払って頂いた分は全てお返し致します。何年かかっても……」
「気にしないで下さい。それよりお話したいことがあります」
永和はその言葉の後俺と月愛の肩を掴み
「こいつら番になったのでこのまま一緒に居させようと思いますがそちらについても許可頂けますか?」
いきなりぶっ込んだ



