俺は気絶するように眠っていたのか目が覚めるとお互い裸のまま
月愛に抱き締められていた
これ、誰かに見られたらやばい
「……あ、起きた。春ちゃんとひさくん帰って来ちゃうから着替えて」
「あ、はい」
永斗に見られた
ていうかなんであんな冷静なの？
「月愛!!起きろ!!」
「ん〜もう少し」
「殺されたくなきゃ起きて着替えろ!!」
何とか月愛を叩き起こし俺は自分の着替えをしようとベッド下に散らばった服を拾おうとしたが
「………っ!?」
俺のものなのか月愛のものなのかわからない液体が足をつたって垂れてきた
夢……じゃないんだ
