【BL】愛されたいだけ




「っ……んなこと言ったら抑え効かねぇからな」

「る……んんっ」




そこから少しずつ頭が覚醒し夢じゃないと理解し始めても




「月愛っ……月愛…」



お互いのフェロモンに充てられた俺達はもう止まらない

頭が可笑しくなりそうだ






「春永……孕ませたいっ……孕めっ」

「……っ」






あぁ、番のアルファと……いや、


好きな人と繋がることがこんなにも幸せで満ち溢れるのか






もう後戻りは出来ない






俺はやっぱり月愛の傍にはいられない











「月愛……好き」

「俺もだよ。春永」








この幸せは思い出として綺麗なままで心に留めるから