それから西山乃々葉と俺はお互い親が呼ばれることになり
「誠に申し訳ございませんでした」
西山宗次郎から謝罪されたが
「俺に謝られても困ります。謝って欲しいのは俺の妹と彼にです」
そこで初めて対面したのか
「………月愛?」
「………」
「月愛なんだな……その…覚えてないだろうけど…」
「あんたなんか知らない。俺には父親いないから」
「……すまなかった」
西山宗次郎は驚いてはいたがすんなりと月愛の存在を把握した
「西山さん。あなたは自分のことしか考えていない。それによって月愛達は苦労し、あなたの娘は好き勝手生きた。その償いはどう責任を取るつもりで?」
「………慰謝料を支払います。泉様や……月愛の家族には」
「金は要りません。その代わり月愛と話をしてくれませんか?」
「月愛と?」



