「俺も行く」
「お前は永奈の傍に居ろ。今俺はヒート状態にされてんだ。俺が傍に居るとキツイだろ?」
「他の奴に春永のフェロモンでまた春永が襲われたらって考えるだけで嫌だから」
お互い引かない平行線の話し合い
埒が明かない
「月愛、お前は永奈と居ろ」
「……春」
「春永は俺と病院。そんな状態で行かせる訳ないだろ」
春が現れて俺も月愛も春に従った
「永奈っ……良かった無事で」
「永斗……」
永斗も来て永奈の傍に居てくれる
とりあえず一安心
「それで?春永は何処へ行こうとしたんだ」
「……黒幕に心当たりがある」
「……西山乃々葉か?」
「どうしてそれを……」
「大丈夫。永和が動いてる」



