「ねぇ、あなたオメガなんだよね」
月愛の彼女が現れてから数日
何も無かったのに突然その彼女が俺の目の前に現れた
「……る…漆原の彼女さん…」
「オメガだからアルファの月愛に近付いたの?」
「違います」
ネクタイの色からして3年生か……
「私ね、月愛と別れるつもり無いから」
「そうですか」
「だからあなた消えてくれない?」
「………」
先輩だからか俺がオメガだからか物怖じせず
ハッキリと告げて来た
「月愛の周りに女がうろつくだけでもムカつくのに
男のオメガが傍に居ると間違いが起きたら困るじゃない」
その言葉に反論しそうになったが
実際俺達は間違いで番になってしまった



